No.046

テレビ・映画

脚本・演出家

映像や舞台を作り出すためのストーリー職人

脚本・演出家の仕事

   
 脚本家は、映画やテレビ、舞台(ぶたい)などのシナリオ(脚本・台本)を書く仕事です。いちからストーリーを書きあげる場合と、文学作品や小説などの原作をもとに書く場合があります。養成講座などで勉強し、シナリオの書き方を身につけるとよいでしょう。そして、映画会社やテレビ局のシナリオコンテストに応募(おうぼ)したり、作品を持ちこんだりして、チャンスをつかみます。制作会社や映画会社に就職する道や、フリーでやっていく道もあります。 
 演出家は、映画でいえば監督(かんとく)にあたります。まず、演出プランを立て、演技指導をし、美術や照明、音響(おんきょう)などのスタッフと協力して、テレビドラマや舞台をつくりあげていきます。演出家になる道はさまざまで、俳優からなる人もいますし、好きな演出家のもとで演出助手として修業する人もいます。日本演出者協会というところが、新しい演出家を育てるため、演出家養成セミナーなどを開いています。それに参加するのもいいでしょう。テレビ局や劇団の制作に就職し、経験を積むのもいいでしょう。

脚本家にインタビュー

 大学で劇団をつくり、座付き脚本家をやっていました。卒業後は知り合いの紹介(しょうかい)で放送作家の事務所に入り、働きながらこつこつと書きためていたものを、つてをたよりにテレビ局のディレクターに見てもらいました。その場で仕事がもらえたわけではありませんが、後日、急ぎの脚本が必要な時、声がかかりました。徹夜(てつや)して脚本を書き、何度もその場で直し、やっと初めての脚本が完成しました。それから、ポツポツと仕事の依頼(いらい)が来るようになりましたが、毎回新しいものを生み出していく苦しさと、形になって俳優さんが演じてくれるうれしさを、くり返しています。世の中の動きに気を配り、芸術とふれあうことが、アイデアの源になっている気がします。