No.029

行政・政治

政治家

国と地方の行政を動かし、住民の要請を実現する

政治家の仕事

   
 政治家とは、政治にかかわる人のことですが、主に、選挙によって選ばれ、市民の代表として政治にたずさわる者のことを政治家と呼んでいます。それは、国会議員、都道府県知事、都道府県議会議員、市町村長、市町村議会議員です。 
 国会議員は、すべての国民の代表者として、国権の最高機関である国会において、さまざまな法律案や国の予算案の議決を行ったり、政府がどのような政策を行うべきか、今行われている政策は正しいかどうかを討論したりします。国会議員自ら、国会に法律案を提出することもあります。国会議員には、衆議院議員と参議院議員があります。衆議院議員の選挙には25歳以上、参議院議員の選挙には30歳以上の者が立候補できます。 
 都道府県知事や市町村長は、地方公共団体の長として、その地域のさまざまな政策を実行します。都道府県議会議員や市町村議会議員は、それらの政策に地域の住民の意思がきちんと反映されるように、住民の代表として討論や議決を行います。

政治家にインタビュー

 わたしは、ある市の市会議員をしています。今、議員として取り組んでいる大きな仕事は、市内に建設が予定されているごみ処理施設(しょりしせつ)の問題です。この施設を作る計画が、安全性についての説明が十分に行われないまま進められようとしていることに、付近の住民が不安を感じているのです。議会では、この問題を徹底的(てっていてき)に追及(ついきゅう)しています。住民の理解が得られない場合は、施設の建設をするべきではないと考えています。
 政治家の中には、残念ながら、一部の業者などの利益のために活動しているとしか思えないような人もいます。けれども、政治家は本来、選挙で選ばれた市民の代表なのですから、市民のみなさんの声に、常に耳をかたむけていなければなりません。そのことを、決して忘れないようにしたいと思っています。