No.024

行政・政治

政治家秘書

議員のスケジュール管理や政治活動を補佐する

政治家秘書の仕事

   
 政治家秘書は、政治家のスケジュールを管理したり、政治家が政策を考える手伝いをしたり、場合によっては政治家本人に代わって会合に出席したり、人と会って話をしたりして、政治家の活動をサポートするのが役目です。政治家の中でも特に国会議員は、国会でたくさんの重要なことがらを討論したり、国の予算や新たな法案を審議(しんぎ)したりしなければならない大変いそがしい仕事です。そのため国会議員は、公設第一秘書、公設第二秘書、政策担当秘書という、計3名までの公設秘書を置くことが認められています。公設秘書の給料は、国から支はらわれます。国会議員は、公設秘書のほかに、私設秘書を何人でも置くことができますが、私設秘書の給料は議員が自分で支はらわなければなりません。公設秘書も私設秘書も、議員の秘書であることは同じです。ただし、議員が国会で提案する政策や、新しい法案などを作るのを助ける政策担当秘書になるためには、国家試験に合格してその資格を得なければなりません。

政治家秘書にインタビュー

 わたしは、大学を出てからしばらく銀行で働いていましたが、あるきっかけで、わたしの出身地の選挙区から選ばれた国会議員の、私設秘書を務めることになりました。私設秘書の主な仕事は、議員の地元の選挙区で、支持者のみなさんとの信頼(しんらい)関係を保つことです。国会議員はとてもいそがしいですから、国会期間中は特に、地元にもどってくるひまがありません。けれども、その間にもしも、地元の選挙区の支持者からの信頼を失ってしまったら、議員は次の選挙に当選することができなくなります。そんなことにならないように、議員と支持者のかたがたの橋わたしをするのが、わたしたちの役目です。わたしは、もと銀行にいたので、経済の分野の知識には少し自信がありますから、将来は資格を取得して、政策担当秘書を務めてみたいと思っています。