No.020

国際・海外

外交官

国の代表として外交の最前線で活躍

外交官の仕事

   
 外交とは、国と国の、政府どうしの交際のことです。日本の政府の中で外交を担当している官庁は、外務省です。外務省の職員のうち、実際に外国に派遣(はけん)されたり、駐在(ちゅうざい)したりしながら、外交の任務にあたる人のことを外交官といいます。 
 外交官の中で最高の地位にあるのは大使です。大使の役割は、外国にある日本の大使館に駐在し、日本を代表して、その国の政府と交渉(こうしょう)を行ったり、その国の情勢の変化などについての情報を集めて、日本の政府に報告したりすることです。外交官には、大使のほかに、公使・領事・参事官・書記官などの、さまざまなポストがあります。領事は、各国の領事館に駐在し、その国にいる日本人が不自由を感じたり、トラブルに巻きこまれたりしないで、安心して生活できるように保護しています。大使や領事の仕事をサポートする外交官もいます。外交官としてかつやくするには語学力はもちろん、各国の政治や歴史、経済、文化などに関するはば広い知識を身につけることが必要です。

外交官にインタビュー

 外交官として、外国で長く暮らしていると、その国の人々が、日本や日本人のことをどのように見ているかということが、よくわかってきます。日本に対してとてもよいイメージを持ってくれている国もあれば、反対にすごく悪いイメージを持っている国もあります。そのようなイメージは、今までの長い間の、その国と日本の関係の歴史とか、その国と日本の現在の関係などによって作られたものです。ですから、日本によいイメージを持ってくれている国に対しては、これからもそのイメージを裏切らないように、そして、日本に悪いイメージを持っている国に対しては、そのイメージを何とかして変えていけるように、努力しなければなりません。もちろん、わたしたち外交官は日本の代表として各国に派遣されるのですから、そのことに大きな責任があります。