No.010

行政・政治

行政書士

官公庁に提出する書類作成と手続きを行う

行政書士の仕事

   
 行政書士の主な仕事は、役所や警察署などの行政機関に提出する書類の作成を行ったり、書類の届出などの手続きを代行したりすることです。行政書士が作成することのできる書類は、会社を設立するための書類や飲食店などの営業許可を申請(しんせい)するための書類、運転免許(めんきょ)証の更新(こうしん)のための届出書、外国人の在留許可や永住許可を申請する書類などをはじめとして、なんと数千種類にもおよぶといわれています。 
 けれども、行政書士はただ頼(たの)まれた書類を作る、というだけの仕事ではありません。行政書士は、ある事業を行うには、どの役所にどのような届出をしなければならないか、などということを、よく知りつくしていますから、企業(きぎょう)の経営者などに適切なアドバイスを行うことができます。 
 また、行政書士は、個人どうしの大切な約束を文書にして残しておきたい人のために、契約書(けいやくしょ)や遺言書(ゆいごんしょ)なども作成します。

行政書士にインタビュー

 行政書士という言葉には、なんだかかた苦しいイメージがありますが、わたしたちの仕事は、とてもはば広い分野にわたっていますから、みなさんの日常生活に関係する部分も、いろいろあるんですよ。例えば、みなさんはCDで音楽を聞くことがありますよね。では、友達から借りたCDに入っている曲を、パソコンを使ってコピーしたりしてはいけない、ということは知っていますか。それは、CDに入っている曲には著作権という、その曲を作った人の権利があるからです。もし、みなさんが自分でオリジナルの曲を作った場合には、その曲にも、みなさんの著作権が生まれます。そのときに、著作権の登録をすれば、その作品には著作権があるので勝手に使ってはいけない、ということをはっきりさせることができます。行政書士は、そうした著作権の登録の仕事も行っています。