No.006

安全

自衛官

国の平和と独立と国民の安全を保つ仕事

自衛官の仕事

   
 自衛官とは、防衛省の職員として、陸上・海上・航空の各自衛隊に勤務する者のことです。自衛隊の使命は、どこかの国から攻撃(こうげき)を受けた場合に、国土と国民の生命を侵略者(しんりゃくしゃ)の手から守ることです。幸い、自衛隊が誕生して以来、今までにそのような事態は起きていませんが、世界の情勢は、絶えず変化し続けていますから、将来はどのようなことが起こるかわかりません。万一、危険がせまったときのために備えて、自衛官たちは、各自の持ち場で、毎日訓練にはげんでいるのです。
 自衛隊は、国連の平和維持活動(へいわいじかつどう・PKO)などに協力するため、海外に派遣(はけん)されることもあります。その目的は、紛争(ふんそう)が終わったばかりの混乱した地域に、平和な社会を築くための手助けをすることです。また、自衛隊は台風や地震(じしん)などの大災害が起きたとき、人命救助や被災地の人々の支援(しえん)のためにかけつけ、かつやくします。

自衛官にインタビュー

 自衛官には、規律正しい生活と厳しい訓練が要求されます。それだけに、自分自身をみがくためには、うってつけの職業といえるのではないでしょうか。わたしが所属している陸上自衛隊には、レンジャー訓練というものがあります。重い装備をつけて、食事や睡眠(すいみん)もほとんどとらずに、山の中を何日も続けて歩いたりする、過酷(かこく)な訓練です。体力と気力の限界にいどむ訓練といってもいいでしょう。この訓練は、だれもが参加することを義務づけられているわけではありません。志願した者だけが参加します。それに、この訓練を修了(しゅうりょう)したからといって、出世したり、給料が上がったりするわけではないんです。けれども、レンジャー訓練を修了した者はみな、そのことをほこりに思っています。わたしも、もちろんその一人です。