No.002

マネー

税理士

企業や個人に代わって税務処理。将来は独立も

税理士の仕事

   
 税金を納めることは、憲法で定められた国民の義務です。みなさんも、将来、仕事をして収入を得るようになれば、その収入に応じて、所得税という税金を納めなければなりません。また、自分が住んでいる地域の自治体に対しても、住民税という税金を納めなくてはなりません。そのほかにも、法人税、事業税、固定資産税、相続税など、さまざまな税金があります。税金のしくみは、とても複雑です。会社員の場合は、主な税金は給料から引かれるので、ふだんはあまり、税金の計算をする必要はありません。しかし、個人で事業をしたり、会社を経営したりしている人は、自分がどれだけ税金を納める必要があるのか、自分で計算するのはとても大変です。税理士は、そのような個人や企業(きぎょう)に代わって、複雑な税金の計算をしたり、税務署に提出する書類を作ったり、税金に関するいろいろな相談に応じたりしてくれる、税金の専門家です。税理士になるためには、国家資格の税理士試験に合格することが必要です。

税理士にインタビュー

 税金をきちんと納めなければならないことはもちろんですが、さまざまな制度を利用することによって、税金の負担を軽くすることはできます。そのことを節税といいますが、節税の方法をお客さんにアドバイスすることも、税理士に求められている仕事のひとつです。例えば、ある年に急に、高額の税金を一度に納めなければならないことになったら、だれでも大変ですよね。商売や会社の経営に支障をきたすことも考えられます。ですから、そんなことにならないように、お客さんの立場に立って、計画的な税金の納め方ができるようにくふうするんです。いいアドバイスができたときは、お客さんにとても喜んでもらえますから、地味ですけれども、やりがいのある仕事です。仕事を通して、いろいろな職業の人とおつきあいできるのも魅力(みりょく)ですね。