絵本を読む

スペシャルインタビュー

『ルパン三世』(NTV)の峰不二子役、『天才バカボン』(NTV)のママ役に『キューティーハニー』(EX)如月ハニー役等、少女から大人の女性まで幅広い演技で多くの人を魅了する増山さん!どんなボノロンになるかお楽しみに♪

増山江威子

本日はありがとうございました!『ラドロの涙の巻』はいかがでしたか?

息子のジョアンが、お父さんがなぜろうやに入っていたのか、全てわかっていたのがよかったと思います。子どもも真実を知っていたから、ずっと待っていられたのでしょうね。子どものためとはいえ、どろぼうをすることは良くないことですが…それだけ、息子への愛情があるということです。もし貧しくなければ、この家族は幸せな家族だったろうな、と想像していました。私、ハッピーエンドが大好きなんです。だから、最後はほっとしました。

心が救われるようなラストでしたね。絵本はよく読まれていたのですか?

絵本は大好きでした。毎月絵本の雑誌を買ってもらっていて、アンデルセンやグリム童話をよく読んでいました。童話の中には、結構残酷な終わり方をするお話もあって…。たくさん読むうちに、ハッピーエンドになってほしい!という気持ちがうまれていました。子どもたちはハッピーエンドの方が好きですよね。

絵本の読み聞かせをされた経験はありましたか?

やなせたかしさんの絵本『やさしいライオン』(フレーベル館)や、ラジオドラマでやなせさんの作品を読むことがありました。どんなメディアが好きかと聞かれると、私はラジオと答えています。あまり顔を出さない理由でもあるのですが、作品のイメージは観てくださる方の中にあるので、私はそれぞれのイマジネーションの中で生きていたいと思うんです。ラジオはまさにイメージの世界。自分の中にあるキャラクターを自分の想像の通りに動かせる…そこがすばらしいところだと思います。

確かに、音声だけだと、想像力をフルにはたらかせられますね。

そういえば、むかし自分の子どもにも読み聞かせをしていました。仕事でいっしょにいられないことも多かったので、読み聞かせをテープに録音して、ボタンを押すだけでお話が聞けるようにしました。「ここを押したら出てくるからね」と伝えて。寝る時も私のお話で寝ていたようです。

すごくいいアイデアですね!お母さんの声を聞くだけで安心できそうです。まさにお母さんラジオですね。ところで、増山さんの小さな頃は話すことが苦手とお聞きしました。

そうなんです。小学校低学年くらいまでは話すことが苦手でした。12才から劇団に入り舞台で公演をしていて、最終的には劇団四季に入りました。

劇団に入ろうと思ったのは、なにかきっかけがあったのですか?

人並みにしゃべりたかったんです。早く話せなくてはずかしかったのだと思います、人並みに話せないことが…。なので、劇団には自分の意志で入りました。一から話すと4時間くらいかかりますが(笑)、そのうちにだんだん声のお仕事の魅力にとりつかれて今に至ります。むかしはラジオも生放送だったんですよ。

そうなのですか!とても緊張感のあるお仕事ですね…。

生放送だから間違えても流れていってしまいますけどね(笑)。でも、そんな緊張がいい経験になったと思います。今思えば、早口が苦手だった私の話し方が味になっていたのかな。ここまで続けられたのは、声の仕事だったからでしょうね。

すてきなお話をありがとうございました。最後に、このインタビューを読んでいる皆さんに伝えたいメッセージをお願いします。

いつも感謝の気持ちを忘れないでいてほしいです。なんでもやってもらって当たり前ではなくて、どんな小さなことでも「ありがとう」と言える心を持っていてください。人に「ありがとう」と伝える、それは大人になってもとても大切なことです。 親も子どもに見せてあげるべきですよね。我が家では「ありがとう」が習慣なんですよ。私も子どもに感謝しています。親も「ありがとう」をずるをしてはいけないと思います。 今回のお話も、息子からお父さんへの感謝の気持ちがありましたよね。だからお母さんにもやさしい。「ありがとう」の心が、みんなをしあわせにできるのだと思います。

すてきなメッセージありがとうございました!!

ボノロンといっしょ。プロジェクト

(C)NSP 2005, (C)ボノロンといっしょ。2007

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