絵本を読む

スペシャルインタビュー

人気コントユニット「ラーメンズ」の片桐仁さん。その才能はお笑いだけにとどまらず。俳優業も大忙し。また粘土を使った造形作家としても活躍。もじゃもじゃ頭のユニークなキャラクターはNHKの子供番組などでもおなじみ。いま、もっとも目が離せないお笑い芸人さんです。

お疲れ様でした。

お疲れ様です。

片桐さんはお子さんがお二人いらっしゃいますが、ボノロンの絵本の存在はご存知ですか?

もちろん知ってますよ。デニーズで行くたびに読んでました。セブン-イレブンもですよね。この前デニーズ行った時に千秋さんのが読み聞かせの回だったんですけど、次はお父さんだよーって、子供たちに言ったりしながらね。子供ってすぐにぐずり始めるでしょ。そんな時に読んでやるんです。ファミレスとかにあるとすごく助かりますよ。

普段お子さんに読み聞かせをすることはありますか?

ほとんど嫁さんがしますね。僕のほうは子どもと一緒に寝るタイミングで寝れなかったりするんで。上の子は小学生なんですけど、幼稚園の時は毎日読んでくれ読んでくれって言ってましたよ。たまに「今日はお父さん読んで」ってことになることもあるんですけど、嫁さんからダメ出しが入るんです。スピードが早い!とか、誰が誰だかわからないから声色をちゃんと整えろって。じゃ、もうお前読めよ!って毎回喧嘩になる(笑)。

読み聞かせのときはどんな感じで?

ちょっとふざけたりして、子どもなのにおばあちゃんの声だとか、おじいさんの声でやったりしちゃうんですね。そうすると、すぐにダメ出し。ボケるのやめろみたいに言われます。まぁ、ある程度声色を変えることでこっちも恥ずかしさがとれて読み聞かせができると思うんです。羞恥心と自意識との戦いですよね(笑)。

お仕事でコントをやってらっしゃるので、読み聞かせなどはお得意だと思っていました。

コントと読み聞かせは全然ちがいますよ! コントは一人でこんな読まないし、ナレーション、つまり地の文がないですよね。お芝居の台本だとト書きっていいますけど、そこは読まないんです。そこは動きとか表情で表現するところですよね。読み聞かせはそこをナレー ションを使ってストーリーを進めていくでしょ。今回の収録に関してはそこも難しかったですね。自分の中でキャラクターはこんな感じっていうのはわかるんだけど、ナレーター、ト書きに関しては、作家さんの目線というか神の目線というか。そういうのをわかってから読み始めないといけないからね。

今回の『パンノキの木登りの巻』はどうでしたか?

お父さんが死んじゃうと思わなかったです。超可哀想じゃないですか。僕読んだ時ウルっときちゃいましたもん。

もしもご自身がスロだったらこの巨木に登れますか?

島の状況にもよりますよね。スロは一人っ子の割には状況が見えてる子です。これからはこうやって自分で道を切り拓いていかないと。そういうのは思います。自分の子どもにも自分で考えて行動してほしいって。僕の場合は自分で考えて行動できない子どもだったんで。

最後に、ボノロンを読んでくれる子供たちに何かメッセージをお願いします。

自分の道は自分で切り拓けって言いたい。父親はそういう存在ですから。たとえいじめられても負けずに頑張れと言いたいです。最近はそんな事件がいっぱいありますからね。親の責任というのを少し感じてしまいますよね。だって行かなくていいじゃないですか学校なんて。行かなくて何かされるんだったら転校でも何でもすればいいんだし。ちょっと時間が空いたらいじめられなくなるんですよ。

ぜひこれからもボノロンを読んでください。今日は本当にありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

ボノロンといっしょ。プロジェクト

(C)NSP 2005, (C)ボノロンといっしょ。2007

COAMIX North Stars Pictures