絵本を読む

スペシャルインタビュー

2003年5月に長女を出産し、タレント、歌手、デザイナーなど多方面で活躍中。アニメ『ドラえもん』(ANB系)のドラミ役も務めています。千秋さんのヒストリーが詰まった自伝的エッセイ『不思議ちゃん』(宝島社)が好評発売中!

本日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

今回のお話、いかがだったですか?

いいお話ですよね。特に自然の環境を大事にしなければいけないというメッセージが込められているでしょ。そういったものが子供たちに伝わればいいなと思いながら読みました。

ちなみにボノロンってご存知でしたか?

知ってましたよ。以前テレビ番組に出演したときに、『北斗の拳』の原哲夫プロデュースだと紹介されていました。そこでこの絵本について知りました。セブンイレブンとかデニーズとかに置いてあるんですよね。

千秋さんといえば『ノンタン』(キヨノサチコ、偕成社)のノンタン役を思い浮かべる人も多いと思うのですが、実際にノンタンなどの絵本をお子さんに読み聞かせることはあるのですか?

ええ、してましたよ。

ちなみにどんな本を?

やっぱり、自分が声優をやっていたノンタンとか、あと、せなけいこさんの『いやだいやだ』(福音館書店)」とか。あとは自分が小さいとき読んだ定番ものとかですね。あと、お話とかではなく、配色のきれいなもの。カラフルできれいな絵本も、たくさん見せましたし、今でも見せてます。

じゃあ結構絵本は多くお持ちなんですね?

絵本はいっぱいあるほうだとおもいます。自分が小さい頃読んでいたものが基本にあって、あとは海外のものでどちらかというと色が綺麗とか絵がかわいいとか、視覚で勉強になるものですね。

やっぱり千秋さんご自身がデザイナーをやっていらっしゃいますから、お子さんにもそのような感覚を伝えたい、といった思いがあるのでしょうか?

たぶんそうだと思います。色彩感覚とかって幼いころの経験が大きく影響するのだと思っていますから、私の娘にもなるべくいろんな色を見せたいなって。着るものも見るものも…。たとえば日本のものとはと違う海外のものを意識して見せています。それは私の両親も同じ考えだったみたいで。海外のものって絵本だけじゃなく、チョコレートの包み紙とかもカラフルでしょう。私そういうものが大好きだったんです。だから父は海外出張のたびに買ってきてくれていました。私、チョコレートとかキャンディーの包み紙をきれいに広げて、ファイルにコレクションしてたくらいです(笑)

ご自身がしてもらったことを、お子さんにも伝えているということですね。

そうですね。ディズニー映画なんかは娘が生まれた時に揃えたりしました。あと、少し難しいかも、とおもいながら『若草物語』とか『風と共に去りぬ』とかも見せてますよ。

お子さん、小学生ですよね。

三年生です。

『風と共に去りぬ』かぁ、難しいだろうなぁ。

そうそう、ぜんぜんわからないかなぁ、と思ったんですけど、すごく気に入ったみたいで、DVDを何回も見てますよ。

不思議ですね。

私も同じよう年齢のときに両親に見せてもらって、なんだかすごく気持ちが奪われたのは覚えているんです。衣装とか全体の色彩とか……だから、そういうのを娘にも伝えたいと……。先日、面白いなと思ったのが、私の母と、私と娘。親子三代でたまたま『風と共に去りぬ』の話になったんです。そしたら三人がいいと思う所がまったく同じだったんです。 主人公のスカーレット・オハラはずーっとアシュレーって人が好きで追いかけたけど、結局レッド・バトラーの方が自分を見ていてくれて、最終的にアシュレーの優柔不断に振り回されて……とっても切ないけど最後に扉をドーンって開けて…いいや明日考えようみたいに終わりますね。そういった物語の根幹を私の娘も分かっているみたいで、「やっぱりレッド・バトラーがいいよね」とかいうんですよ。これは親子三代が同じ考えです。

それは素敵なことですね。

私が影響されたもの、つまり母が影響されて私に観せたものはたぶん私も好きだけど、娘も好きなのかなあって思って、いろいろと観せるようにしています。

ちなみに日本のもので思い出に残っている作品は?

やっぱり『ノンタン』です。ほんとに、自分が子どものころ読んでもらって、自分でも読んで。あと、うち妹がいるんですけど、妹にノンタンを読み聞かせしてました(笑)。

千秋お姉ちゃんが妹さんに。

その経験が、『ノンタン』のオーディションのときも役に立ったんですよ。オーディションのときって、まわりに上手な声優さんがたくさんいらっしゃって、でも私はそういうのは経験なくって。ぜんぜんできないから、妹に読んでたのと同じように読んだら受かったんです。

ということは千秋さんの原点は読み聞かせにあるってことですね。

まぁ、そうともいえますか……。

最後にこれを呼んでいる子供たちにメッセージをお願いします。

メッセージか……難しいな……たぶん世界は広いから、例えば意地悪されたりとか、仲間はずれがあったりとか、勉強できないとか、そんな嫌なことがあったとしても大丈夫。今はクラスが全てだったり学校が全てだったりするかもしれないけど、大きくなればどんどん世界が広くなるので、今現在楽しくないことがあっても、あと1年経ったらぜんぜん違うし、2年経ったらどんどんかわっていくから……だから、今のことだけで悩まないでください。  世界って、自分が広くしようと思えばいくらでも広くできるから、嫌なことがあっても、もう終わりだーって思わないで、いつも自分の未来にはいっぱい広い世界が待ってると思って生活してください!

本日は本当にありがとうございました。

ありがとうございました。

ボノロンといっしょ。プロジェクト

(C)NSP 2005, (C)ボノロンといっしょ。2007

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